今回はタイトルにも書いていますが、家計見直しについてです。
家計見直しでまず一番に取り組まなくてはいけないものは、みなさんご存じのとおり固定費の見直しです。
固定費とは、住居費、保険料、携帯代、サブスクなど、毎月決まって支払いがくるお金の事。
固定費の見直しがすべて終われば、次は食費などの変動費を見直します。
この順序を守って見直しを行えば、無理のない節約の第一歩が踏み出せるというわけです。
見落としがちな保険「自動車任意保険」
固定費見直しの中でも取り組みやすいのが保険料です。
保険料と聞いて、生命保険や医療保険を思い浮かべる人は多いのですが、車を所有している人は「自動車任意保険」の見直しも見落としてはいけません。
他の保険はまた別の機会にお話しするね!今回は取り組みやすい自動車任意保険から取り組んでいきましょう!
「代理店型」と「ダイレクト型」
自動車の保険会社は大きく分けて「代理店型」と「ダイレクト型」に分けられます。
「代理店型」とは、保険を専門に取り扱う会社を通じて申し込む方法です。自動車販売会社が保険も取り扱っていて、購入時に勧められて保険に入るというものもこちらに入ります。
契約は対人で行うので、担当者と直接のつながりができて安心感が得られるというメリットがある反面、人件費などのコストがかかるため、保険料は高額になる傾向があります。
「ダイレクト型」とは、保険会社のホームページ等から直接申し込みを行う保険をいいます。加入する保険の内容を自分で選ぶことができますが、ところどころに専門用語が出てくることもあり、保険の知識が必要となる場合があります。
契約時には担当者などはつかず、事故が起こってから専任のサポーターが付くパターンの保険会社が多いのが特徴です。初めてネットで契約を行う方は不安になられることが多いですが、電話でのサポートやチャット機能が付いている保険会社も多くありますので、実際にやってみると案外簡単にできるという感想を持たれる方も多くいます。
こちらは代理店型と比べ人件費が少ないので、保険料が比較的安く抑えられます。
どうやって保険会社を選ぶか
先ほどお話ししたように、「代理店型」と「ダイレクト型」はそれぞれメリット、デメリットがあるので、どの部分を最も優先したいかで保険会社を選ぶことが満足度の高い保険会社を選ぶコツになります。
私は同じ補償内容であれば、極力安く抑えたいので「ダイレクト型」に魅力を感じます!
しかし、どの型が良いか決まっても、保険会社はたくさんあり、どの会社にしぼったら良いか迷ってしまいます。
そんな方には一括見積がオススメ。同じ条件の保険を見比べることができ、その中で最安の保険会社を見つけることができます。
見直しのタイミング
自動車保険見直しをした方がよいタイミングは色々あります
- 運転する方の年齢や人数が変わった時
- 車を買い替えた時
- 車が古くなった時
- 車の用途や走行距離が変わった時
- 運転免許証がゴールドになった時
運転する方の年齢や人数が変わった時
運転する方の年齢条件を限定することによって安くなる保険会社があります。保険料を最安で押さえるためには年齢のステージが変わったタイミングは保険会社見直しのポイントとなります。
車を買い替えた時
乗っている車の車種によって保険料が変更になる場合があります。車を変えても保険会社はそのまま引き継ぐ方は多いのですが、以前乗っていた車の時は最安であっても、今回の車で最安とは限りません。しっかりとチェックしておきましょう
車が古くなった時
新車購入時に設定した車両保険のまま何年も保険を継続していませんか?
ここはかなり見落としがちなところで、補償金額を多く設定していても補償の上限となる金額は、契約する車の年式や種類によって異なり、その時期の車の市場流通価格を目安にして決定されるので、想定しているより補償されないことも想定されます。
ある保険会社の調査では、新車購入から10年たつと車両保険を外して任意保険を契約される方が多いとの結果も出ています。
車輌保険をつけるかつけないかで大きく保険内容と金額が変わってくるので、ここも見直しのポイントです。
車の用途や走行距離が変わった時
車の用途は日常レジャー・通勤通学・業務の大きく3つに分けられます。
数年前までは通勤通学に使用していたが、現在は日常レジャーにしか使用していないという方はすぐに保険を見直しましょう。使用頻度が低いほど保険が安くなりますよ!
運転免許証がゴールドになった時
運転免許証がゴールドになったら、割引を受けられる保険会社がいくつか存在します。
せっかくの無事故無違反ですから、恩恵はしっかりと受けたいですね!
まとめ
自動車保険会社を見直すことは、保険料が安くなるということの他にも、現在の生活に合った保険に変更できるというメリットがあります。
いざという時に使いにくい、使えない保険では自動車の運転も不安になってしまいます。
家計にも優しく、現在の車の使い方にしっかりと沿った保険会社を選びたいですね。