子供が中学受験をして、なんとか合格することができました。
ネットで検索して、事前にかかる費用を想定していたけど、備品にかかるお金や支払いのタイミングが細かく載っているサイトが少なくてイメージしにくかったです。
できるだけ細かく載せてみたので、これから中学校を受験される方がいたら参考にしてもらえたらうれしいです。
公立中学校の費用
今回公立中学校を選択しなかったので、詳細は書けませんが、私立中学校と比較しやすいように一般的にかかる費用を載せておきます
学校にかかる費用 | 34,024円 |
授業料 | 0円 |
修学旅行費 | 11,853円 |
学用品費 | 22,784円 |
教科外活動費 | 24,172円 |
通学費 | 7,245円 |
制服 | 21,253円 |
通学用品費 | 11,018円 |
給食費 | 37,670円 |
この表では公立でも年間170,019円必要ということになります。制服費や通学用品費は実際のところ入学時に必要なものなので、この表の金額の3倍(制服63,759円、通学用品費33,054円)の96,813円は入学前に必要、制服費等以外の137,748円は毎年かかる費用というように読み取れます。
公立中学校は授業料が無料ということだけ知っていたのでほとんどお金はかからないものだと思い込んでいましたが結構かかりますね。制服費等以外で月額11,479円必要ということになります。
この表の他に、部活動に入られる方は部活動費の用意も必要ですね。
私立中学校の費用
1)受験料
まず一番初めにかかる費用は12月頃に発生する受験料です。
私の子供の受験校は20,000円かかりました。
最近の受験申し込みは、ほとんどインターネットで完結するようになっているので、ネットで申し込みの流れのまま支払いとなります。
支払はクレジット、コンビニ決済、振り込みが選べましたが、私はクレジットで支払いました。
2)入学金
学校によって若干の差はあると思いますが、大体、1月中旬ごろに受験があります。
私の子供の受験校は受験が終わった3日後に合否発表がありました。
合否発表は昔のように門に受験番号を貼りだすことは少なくなっていて、指定のURLにアクセスし、受験番号とパスワードを入力すれば合否が分かるようになっています。
ドキドキしながらパスワードを入力すると、、、「合格おめでとうございます!」の文字!
やったー!と喜んだのもつかの間、そのままそのページをスクロールすると「入学金のお支払いはこちら」のボタン(笑)
指定の期日(2日後)までに支払わないと入学を取り消されると書かれていました。恐ろしい(笑)
なのですぐにこのままクレジットでお支払い。150,000円でした。
3)制服費など
2月に入ってすぐに入学前のオリエンテーションがあり、そこで指定の制服、体操服、上靴、体育館シューズ、カバンの採寸と販売があります。
実際にもらえるのは3月なのですが、支払いは2月中。
何故かこの支払だけアナログで、振込用紙をもらって郵便局でお支払いのパターンでした。
制服のオプション(セーターやリボン)を買うか、女子か男子か、洗い替えを購入するかで多少の金額は前後しますが、衣類すべて合わせて大体の方が100,000円前後の範囲で購入している印象でした。
わたしも120,000円弱のお支払いです。
4)授業料など
入学後、1年間の授業料の支払いが待っています。
子供の学校では、一括か3分割か選択することができました。一括を選択しても特に割引などはないようなので、とりあえず3分割を選択!イレギュラーな出費に備えて少し様子見という形です(笑)
こちらは銀行口座を登録しての自動引き落としスタイル。
授業料や維持費など内訳が色々書かれていましたが、合計金額は660,000円です。
一括を選択すると5月に全額、3分割だと5月、7月、10月にそれぞれ3分の1ずつ引き落とされることになります。
学年によって多少の前後はあるかと思いますが、この金額が毎年必要になるようですね。
入学から一年間でかかるお金の合計
ここまでのお金を合計すると、入学前に290,000円、入学後に660,000円、合計950,000円かかることが分かります。
受験する学校によって多少金額が変わることはありますが、支払いのタイミングは似ていると思うので、市立中学校を検討している方には是非参考にしていただきたいです。
うちは部活には入らないけど、もし部活に入るなら部費やユニフォーム代、遠征費なんかも必要になるかもしれません。この辺りは入学してからになるので、子供とよく相談して、そのあたりのリサーチも必要ですね!
学校以外にかかるお金
文部科学省の統計調査(令和3年度)では学校外活動費として、公立中学校に通っている方は368,780円、私立中学校に通っている方は367,776円使っている事になっています。
こちらの費用は公立、私立であまり差はありませんが、若干私立中学校の方が少なくなっています。
学校活動費の内訳で興味深いのは学習塾にかける費用です。
公立は250,196円なのに対し、私立は175,435円とかなりの差があります。
これは、学校だけでは勉強が追い付かず、塾に通う子どもの割合が公立に多いことも一つの要因となっているようです。
私立中学の生徒は放課後、塾に行く割合が少なく、その代わりにスポーツや芸術などの活動費が多くなっており、放課後は勉強以外の活動をしている事が多いようです。
習い事費用が平均月30,000円。私は高いように思うのですが、皆さんはいかがですか?
公立と私立、かかる費用の差
これまでの費用をまとめると下の表のようになります。
学習塾の費用は若干公立が高くなるものの、私立は公立の倍以上かかることがわかります。
公立にかかる費用 | 私立にかかる費用 | |
入学前 | 96,813円 | 290,000円 |
入学後(※) | 137,748円 | 660,000円 |
学習塾(※) | 250,196円 | 175,435円 |
合 計 | 484,757円 | 1,125,435円 |
まとめ
志望している中学校をネットで検索すると、年間の授業料は比較サイトなどに出ていることが多いのですが、他にかかる金額が載ってなくて、いざ合格してから想定以上の出費に驚く方が少なくありません。
下調べをしっかりして、出費の想定をしておくことが大事になってきますので、ママ友ネットワークやこのサイトを参考に、お子さんを応援してあげてください。